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魔女の一撃(ギックリ腰)にご用心

 こんにちは、ギックリ腰(急性腰痛)でお困りなら吉祥寺の整体院、運動系医療サニーサイドにお任せください。

 

 ようやく朝晩涼しくなって、過ごしやすくなりましたね。

 厳しい残暑も和らぎ、秋の気配が感じられます。

 

 しかし!

 季節の変わり目に増えてしまうのがドイツ語で魔女の一撃(Hexenschuss)とも言われる【ギックリ腰】や【寝違え】など【冷えが関係した症状】です。

 くれぐれもこの時期の冷えには注意しましょう!

季節の変わり目が危ない!


季節の変わり目は寝違えやぎっくり腰に注意!
季節の変わり目は寝違えやぎっくり腰に注意!

 季節の変わり目は、いつも以上に体調管理に気を付けなければいけません。

 気温差が激しいと自律神経のバランスが乱れ「風邪をひく」「胃腸の調子が悪くなる」「うまく眠れない」など体調を崩してしまいがち。

 

 そして、急増するのが「寝違え」や欧米では“魔女の一撃”とも呼ばれる「ギックリ腰(急性腰痛)」です。

 どちらも突然起こるので急になったと思いがちですが、これには「疲労の蓄積」と「冷え」が関係しています。

 まだ冷えるほど寒くはないと思うかもしれませんが、夏の暑さに慣れていた体にとっては「涼しい」=「冷え」なのです。

 

 暑い時期は、筋肉が緩む傾向にあります。筋肉が緩むと体を動かしやすくなり、痛みが軽減します。

 反対に、寒さや冷えは筋肉を緊張させるので、痛みの再発や悪化を招きます。この冷えへの対策をすることが寝違えやぎっくり腰の予防になるのです。


腕を伸ばしただけでギックリ腰に!?


重たいものを持ったわけではないのに・・・
重たいものを持ったわけではないのに・・・

 また、ギックリ腰は、必ずしも重たい物を持ち上げた時になるわけではありません。

 

 「背伸びをして,タンスの上にあるものを取ろうとした」

 「犬の散歩中に急にリードを引っ張られた」

 「手を伸ばして,テーブルの端にある醤油を取ろうとした」

 

 このような少しだけ無理な体勢で、腕(手)を伸ばした時にもギクッとなりやすいです。

 「冷え」によって筋肉が硬くなっているので、なんてことのない動作でも「アイタタタッ!」となってしまうのです。

 特に、起床後すぐの時間帯は、最も動きにくくなっていますので細心のご注意を。

 

 また、長時間、同じ姿勢でいなければならない方も危険大です。

 在宅勤務が続いていることで、オフィスにいる時よりも運動不足になっている方を多く見受けます。

 ジーっと同じ体勢でいると筋肉は硬くなってしまうので、たまには立ち上がって伸びをしたり、屈伸運動をしたりして体を動かすように心がけましょう。

 イスに座ったまま上半身を捻る運動や足踏みをするだけでも全然違いますよ。


ギックリ腰になってしまったら・・・


ギックリ腰になってしまったら
ギックリ腰になってしまったら

①まずは、横になり安静に

 最も楽に感じる、痛みのない体勢を探しましょう。

 横向きに寝て、膝を曲げて丸くなると楽なはずです。

 10分ほどその姿勢でゆったりと深呼吸をします。

 

②揉んではダメ!

 痛みのある場所を揉んだり、押したりしないでください。

 寝違えの場合も揉むと余計に痛くなります。お気をつけください。

 

③痛みのある腰だけ冷やす

 痛みのある場所が熱をもっているようなら氷や保冷剤などで「そこだけ」冷やしましょう。冷やすことで感覚が麻痺して、一時的に痛みが鈍くなります。

 ただ、全身のことを考えると温めた方が楽に動けるようになるはずですので、腰以外は冷やさないようにしてください。

 

④動かせる場所を探しましょう

 「右腕は動かしても腰は痛くない」「左足は曲げ伸ばし出来る」など腰に痛みが走らない動きがあるはずです。

 痛みがなく動かせる場所がわかったら、そちらを中心にして起き上がってみましょう。

 

⑤動ける範囲でなるべく普段通りの生活を

 動かないで安静にしているよりも、なるべく普段通りの生活をして動いていた方が回復が早いというのが現在のスタンダードな考え方です。

 

 コルセットなどを活用して、腰に痛みが走らないように、出来ることからやってみましょう。

 「お腹(腹筋)」に力を入れるように意識すると痛みが出にくいはずです。

 また、洗顔する際など「膝をしっかり曲げる」と前にもかがみやすくなります。

 

⑥お風呂は入っていい?

 痛みのある場所が熱をもっている場合は、長湯して温まりすぎるのは禁物です。

 それ以外の場合は、腰をかばってあちこちに力を入れているので、湯船に浸った方が全体的にスッキリすると思います。

 

 *片足にしびれがあったり、横にもなれないほど痛みがひどい場合などは、当店や医療機関までお早めにご連絡ください。


ギックリ腰・寝違えの予防には


半身浴で冷えとりがオススメ
半身浴で冷えとりがオススメ

 「ギックリ腰」や「寝違え」の予防で大切なことは、まず「冷やさない」ことです。

 

 「冷え」は「疲労」や「風邪」と同様に急性の痛みを引き起こしたり、様々な症状を悪化させる大きな要因となります。

 お風呂でしっかりと温まり、冷え取りしましょう!

 38~39度くらいのぬるめのお湯での半身浴もオススメです!

 

 また、腰や背中・首周りだけでなく、足首や手首が冷えないようにするのがポイントです。

 足首と手首は末端にあり筋肉量も少ないため、冷えやすい部位なのです。

 靴下を履かないで過ごしたり、薄着でいたりと、いつまでも夏っぽい格好のままではダメですよ!

 寝る時の服装や寝具に関してもそろそろ寒さ対策をしましょうね。

 

 日頃から首・肩・腰がつらいと感じている方は、くれぐれも「冷え」には気をつけましょう!

 ちょっと体が硬くなってるかなぁと感じたら、お早めに体を整えにお越しくださいね!

 

 皆様のご来店を心よりお待ちしております。