こんにちは、スポーツ愛好家が集う吉祥寺の整体院、運動系医療サニーサイドです。
今年は、新型コロナウイルス感染症の蔓延による外出自粛や在宅ワークなどで運動不足が問題になっています。
コロナ太りなんて言葉も聞くように。
運動不足解消やダイエットのためにストレッチやヨガなどを動画サイトで見て始めた方も多いようですが、やり方を間違えるとかえって筋肉を傷つけることに・・・
せっかく体のケアをしているのですから、やり過ぎで体を壊さないように気をつけましょう。
ストレッチは伸ばそうとしない!

長時間同じ姿勢でいたり、同じ動作の反復をすると筋肉が疲労して硬くなり、関節の動きが悪く(可動域が狭く)なります。
血液の流れも悪くなり、老廃物の排出が滞り痛み(筋肉痛)が起こります。
ストレッチの目的は、この硬くなった筋肉を伸ばすことで緩め、血流を促進し、関節の可動域や身体の柔軟性を回復させることです。
ストレッチをやる上でのよくある誤解が「伸ばそう、伸ばそう」と力を入れて伸ばしてしまうことです。
柔らかくしようと伸ばしすぎている方が非常に多いです。
反動をつけて勢いよく伸ばしたり、意識的に無理に伸ばそうとすると、筋肉は反対に縮まろう(伸張反射)とします!
これでは、逆効果ですよね。
特にヨガ教室に通い始めたばかりの方などは、周りの方につられて無理なポーズをして痛めてしまう傾向にあるのでご注意ください。
一度のレッスンで劇的に柔らかくなることなど絶対にありません!
日々の積み重ねでだんだんと柔軟性は高まります。
あくまでも自分のペースで、自分の体とだけ向き合うことが大切です。
呼吸を止めず、伸びるのを待つ!

では、どのようにしたら良いのかですが、ストレッチのポーズをとったら「力を抜いて、ゆっくりと深呼吸」するだけです。
体の力を抜いて「伸びているのを感じる」「伸びるのを待つ」くらいでいいです。
痛みを感じるほど伸ばしては、絶対にダメです!
「伸びてるなぁ」「気持ちいいなぁ」その程度でOKです。
また、多くの方が子供の頃に「息を吐きながら伸ばす」よう指導されたと思います。
しかし、「吐きながら伸ばす」必要もありません。
大切なのは、あくまでも「呼吸を止めないこと」です。
通常、息を吐いている時は体が緩むので、筋肉が伸びるのを助けてくれます。
なので、体が柔らかくなったように感じるかもしれません。
しかし、「柔らかくしたい」と思うばかりに意識的に「伸ばそう」とすれば「伸ばし過ぎ」になってしまいます。
先ほども書いたように、筋肉には伸ばしすぎると反対に縮もうとする性質があります。
決して、息を吐きながら無理に伸ばそうとしてはいけません!
呼吸を止めずに脱力して「伸びるのを感じ・待つ」だけで良いのです。
そのくらいでちょうどいいのです。
呼吸を止めないでストレッチしていると、息を吸っている時も筋肉が伸びていることに気付くはずです。
これに気付けたら、あなたはもうストレッチの達人です!
当店の施術でも「息を吸ってもらいながら」刺激をするテクニックがたくさんあります。
その方が緩むのが早いのです。
息を吐きながら伸ばすのはナンセンス!
今日からはこれをスタンダードにしましょうね!
お体のことでご質問などございましたら、コチラからお気軽にお問い合わせください。
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