[8] カラダからのサイン 〜未病を治す〜

 「未病を治す(治未病)」という言葉を耳にしたことはありますか?
 これは約2,000年も前からある東洋医学の考え方で,簡単にいうと「未病を治す=まだ発症していない病気を治す」ということになります。
 最近では西洋医学においても,健康指向やリラクゼーションブームなどに相まって,この「治未病」の一つである「予防医学」「免疫学」の重要性が再認識されつつあります。

 

病気の予防・悪化を防ぐ 〜予防医学〜


 この「未病を治す」という考え方には,二種類の「未病」があります。
 一つは「病気にならないようにする=これから発症するであろう病気を予防する」ということです。もう一つは「今ある病気が進行して,新たに別の部分の病気を起こさないようにする=二次的な病気を予防する(病気の悪化を防ぐ)」ということです。どちらも大変重要なことですね。

 運動系医療では「カラダを治す=カラダを整える」ことでこの「未病を治す」を実践しています。だから,痛みや症状が治まっても定期的なケアをお勧めしているのです。


 「未病を治す」・・・では,普段の生活ではどんなことに気をつければいいのでしょうか。

カラダからのSOS信号を見逃さない!


 病気や痛みの予防で大切なことは,「カラダからのSOS信号を見逃さないようにする」ということです。
 「まだ痛くないから大丈夫だろう」と「カラダからのサイン」を無視していると,ちょっとしたことをきっかけにひどい痛みに襲われるのです。

 例えば,欧米では“魔女の一撃”とも呼ばれる「ぎっくり腰(急性腰痛症)」も,突然起こるわけではありません。
 ぎっくり腰になる前に「腰が重い・だるい・動かしづらい」など何かしらの違和感(サイン)を感じているはずです。このサインを放置してはいけません!
 治療する側の視点からですと,下肢の長さ(脚長差)や重さの左右差が顕著になっていたり,殿部の筋肉のこわばりが強くなるといった「カラダの歪み」が観察されます。このような状態を調整(整体)によって改善し,可動域(動く範囲)を拡げておくことで予防を図るのです。


 日頃より「カラダからのサイン・カラダの声」に耳を傾けて,少しでも「アレ?」っと感じたらお早めにお越しいただくことが,健康な生活への第一歩になるはずです。

 「アイタタタッ!」となる前に・・・



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