平成19年度開催 技術研究会(講習会)

呼吸器疾患の調整法


2008.3.2 東京技術研究会(吉祥寺) 講師:水谷 浩二

 

鼻腔からはじまり咽頭・喉頭・気管・気管支・肺および肺を収める胸郭から構成される呼吸器系は、呼吸(外呼吸)による外界との接触がある器官です。そのためウイルスによる感染や、さまざまなアレルゲンに対する反応症状が多くみられる。

東洋医学における『肺』は、呼吸のほかに水分代謝・免疫機能・皮膚や汗腺の調節機能を司るとされる。

運動系医療では、呼吸器疾患と胸郭の状態とに密接な関係があるとし、下肢や上肢の関節や経絡を利用した胸郭の調整が重要となる。胸郭を整える際には、骨盤・頭蓋との開閉の関係を考慮して刺激法を選択するとともに、肋骨の擦過刺激、椎骨や上肢の調整がポイントになる。

また、呼吸器疾患の症状の改善には、経絡・経穴の刺激に即効性があり、肺経やその表裏関係にある大腸経を多く用いる。(資料購入はコチラのページから


婦人科疾患の調整法


2008.1.20 東京技術研究会(吉祥寺) 講師:水谷 浩二

 

婦人科疾患について西洋医学では、生殖器の器質的異常や月経周期・妊娠期間の生殖ホルモンの急激な変化(減少)を重要視している。

一方の東洋医学では『腎が生殖を主なる』という言葉があり、腎は精を蔵し、人体の発育成長を主なっているとされている。そして月経は、腎気や衝脈、任脈の作用によるものとされ、これらの機能の異常と婦人科疾患とが密接な関係にあるとされる。

運動系医療では、婦人科疾患の原因として、生殖器を収める骨盤の歪みによる子宮・卵巣などの生殖器の位置異常・骨盤底部筋の麻痺・腹圧の異常を重要視している。

これらの異常をその者の体形矯正法に加えて、骨盤操法やリンパ操法、椎骨の作用や腎経などの経絡・経穴を利用した刺激によって改善を図る。(資料購入はコチラのページから


消化器調整法・胃


2007.11.4 九州技術研究会(福岡・折尾) 講師:本多 茂代先生

 

消化器形の者には、側屈運動での制限や椎骨の可動性欠如が観察されるとともに、四肢の可動域にも左右の違い(動きの制限や過剰な動き)がみられるのが特徴の一つです。

消化器系に異常があると、仰臥位で重心のかかった側の足を逆の足に重ねてくつろぐ傾向にある。このような無意識にするくつろいだ姿勢・楽になる姿勢を“くつろぎ姿勢”という。例えば、肝臓など右側の臓器に異常があると右足を上にして重ね、胃など左側の臓器に異常があると左足を上にして重ねる傾向にある。

消化器形では上記の他にも、仰臥位で膝をL2の角度に曲げたり、側臥位で両膝を少し曲げるなどのくつろぎ姿勢がある。


肋骨操法・胸郭調整法


2007.9.2 東京技術研究会(吉祥寺) 講師:水谷 浩二

 

下肢の関節や経絡・経穴を利用した調整法により胸郭を整え、肋骨に可動性をつけて呼吸の状態を良くする。その際、骨盤・胸郭・頭蓋の開閉の状態を考慮して刺激法を決定し、これらの関係の調整を図る。

また季肋部を整えれば、肝臓や胃などの腹部臓器の機能低下や疾患などを二次的に改善させることも可能である。

肋骨操法では、まず可動性をつけることを目的にするが、肋骨は非常に骨折しやすい部位なので圧の強さには充分な注意が必要である。

そのため、弱い力で大きな効果を上げる為に、患者の呼吸や頚部・上肢の動きなどを利用して刺激を加えるようにする。(資料購入はコチラのページから


骨盤操法(骨盤矯正法)


2007.6.3 東京技術研究会(吉祥寺) 講師:水谷 浩二

 

骨盤矯正では、骨盤・胸郭・頭蓋の関係(開閉の状態)を考慮して刺激法を決定し、これらの関係の調整を図る。

なお、伏臥位にて骨盤を整える際には、まず殿部(腰部)の低い側を上げるようにすることが基本となる。低い側に刺激を加えても変化が少ない場合に、逆側の操作を加えるようにする。

また、骨盤の調整においては股関節などの可動性をつけておいてから、変位を整える(平衡性をとる)ような刺激を加えると復位しやすい。(資料購入はコチラのページから


*入会をご希望の方は入会案内のページをご覧ください。お問い合わせはお気軽にどうぞ。 Mail:undoukeiiryou@gmail.com